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愛知国際柔道自然塾
2006年度 カナダツアーに参加しての感想


カナダのボランテアに学ぶ

ボランテイア 斎場弘安
 3回目のカムルプス市訪問である。
 2月9日午後の遅い時間に、明日の柔道大会開催の準備に忙しいスポーツスタジアムに着いた。
 会場は、カナダの国技であるアイスホッケー場である。そこには、準備のため大勢の人達がいた。
 行き交う大人たちに混じって小学生、中学生たちがいる。一見で親子連れである。
 彼らは毎回の事ながら大会の運営をボランテアとして、準備作業に参加している。
 選手だけでも、400〜500人の参加があり、関係者を数えると大多数になる。この大きな大会が、ボランテアの参加で運営されるのには、いつみても驚かされる。

 日本ならば、スポーツ協会あるいは役所が主体となって、業者に依頼して設営作業が行われてしまう。
 数百枚の畳を敷くだけでも大変なことだ。この作業を見ていてこの国のホランテア活動の歴史の長さを強く感じた。

 まだ、ボランテア活動の浅い日本は、ボランテア先進国から沢山学ばなければならないと思う。
 子供たちも嬉々として楽しそうに大人の人達とお手伝いをする姿は、日本では近頃は、まずもって見たことがない。
 カナダの地で、社会教育の基盤が定着しているのを目の当たりに見ることができた。
 ボランテアの育成は、ボランテア活動をしている一般社会の人々の中で体験を通して育成されている。
 百聞は一見に如かずといわれるが、真のボランテア活動を、この一見から学ぶことが出来た。

 今回の柔道大会には日本から、小・中・高の児童・生徒が多数参加しましたが、参加した彼らは、カナダの同年配のの少年・少女達が、大人と一緒になって柔道大会を成功させるべくお手伝いをしている奉仕活動の姿を見たり、ホームステイでの異文化の生活体験やグローバル化する21世紀人として必要な語学の勉強に励みたい等、夢の広がりを持って帰られたと思う。

 私自身も、地域の安全活動にボランテアとして参加しているが、このツアーで大きな教えを受けてきこくした。今後の生活の場で活かしていきたい。








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