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愛知国際柔道自然塾
2006年度 カナダツアーに参加しての感想


はじめに
高濱久和  
 
2006年カムルプス・インターナショナル柔道大会に選手、アドバイ ザー等を含め総勢35名が参加することができました。皆さんのご協力の下に今年も初期の目的を達成できました。
今年の特色
 特に今年は、豊橋地区・鈴木道場の他に小牧、半田、九州等々から小学生、中学生、高校生の参加があったことです。ある年は実業団を中心として編成した年もありました。また、高校生を主に編成した年もありました。今年も、一般の小・中・高校では授業日にも関わらず参加に配慮をして頂けるようになったことです。学校独自の裁量で、教育的観点から参加に対して理解が得られるようになってきたことです。過去に参加した児童や生徒のその後の生活の様子を見ると、柔道に対する考えや語学に対するコミュニケーション意欲等に発展的な姿勢が見られることです。若いときに、ホームステイをしたり、外国の選手と取り組んだりする体験は学校では得られない大きな勉強になるはずです。
カムループスの地
 昨年も述べましたが、私は、三十数年前にカナダへ柔道の指導者として1年間派遣されました。日本の柔道をカナダの地で広めるために、また現地の人々の柔道興隆の要請に応えるために、若いエネルギーを精一杯注ぎ指導しました。当時教えた人々との交流は、mailや国際電話等を通じて長い間続いていました。1997年にバンクーバーでカナダの柔道大会がありましたので出席したところ、以前に指導したことのあるヘンリー・上田氏に偶然会いました。お会いしたときは、カムルプス柔道クラブの責任者でありました。そのときに、ヘンリー氏から1998年2月にカムルプスでインターナショナル柔道大会を開催することや大会を盛り上げるために、日本から選手を是非お招きしたいといと切なる要請がありました。私は、即答はできませんでしたが、彼の柔道に対する情熱と日本の柔道を一層理解していただくために、精一杯要請に応える約束をしました。時間的余裕がなく、愛知県柔道連盟からの派道は実現しませんでした。そこで参加方法として、強化選手中心の従来の日本的な方法ではなく、広く底辺拡大のために幅広い選手の参加方法をとることにしました。
参加に当たっての理念
 当初の考えの第一は、柔道大会に参加するのであるから試合に強い選手で臨みたい。第二は、中学生・高校生には教育的見地から、ホームステイをさせたい。第三は、国際親善のために日系カナダ人との交流の場を多く取り入れたい。第四に、雄大な大陸の自然文化に少しでも多く接する機会をつくりたい。第五は、学習的見地から説明の行き届く優秀なガイドを付けたい等々でありました。精力的に進めた甲斐があって、本年度も私が抱いていました所期の目的は十二分に達成出来たと思います。
次の発展へ
今年は、更なる発展のために、組織として「NPO」の申請をしています。近日中に認可される予定です。皆さんの抱く夢を実現させるために、柔道を基本としての国際交流に微力ながら努力をしていきます。
2006年3月吉日







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